尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

10/1より みつろうクリーム、みつろうオイルの価格改正について

みつろうクリームを販売開始したのが、 2010年12月でした。 沢山の方々にご愛用頂きながら、 販売開始から12年目となりました。 開発当初から数えると15年くらいとなります。 先日の展示会等々で商品説明をしていて、 開発当初の事を思い出しなが…

栗の注文材

栗材で200×130ミリで3本注文があったので、製材しました。 220×150の大きめなサイズして、 数日置いといて、 動きを見て再度注文サイズに挽き直しします。 芯を真ん中に入れて製材したので、 3本の丸太を製材しました。 この板は、 3本製材した時にでる辺材…

渋墨

渋墨とは、 柿渋に松煙がはいった古来からの外壁塗料。 この渋墨を外壁に塗布するために、 杉に塗布してみました。 匂いは柿渋の柿の腐敗臭がほんのりしますが、 化学性匂いでないので嫌な感じがなく、 長時間塗布してても苦ではない。 乾くと松煙の黒色が手…

虫喰い楢 床材木取り

長さ2m130×21ミリくらいに、 製材して人工乾燥させた虫喰い楢です。 割れが強く出ているこの原板は、 弾きます。 原板を一枚一枚の状態を見ながら、 長さをカットしてきます。 この2枚の原板の木目を黄色で、 書き入れました。 木目の流れ通りに板が反って…

原木を雪の中から掘り出す

天気が緩んだ時に原木を製材する準備をする。 まずは、 リフトを入るスペースを除雪する。 そして、 原木を退けるスペースもリフトが入れるように除雪する。 必要な原木は山桜と胡桃で、 それらの原木を取り出しました。 長さ4m 末口径400ミリ超えの 入手困…

原木から積み木 完成編

原木から積み木というタイトルで、 知人の知人からお預かりした原木を製材して、 積み木の作製依頼を受けました。 私の役目としては原木を製材して、 乾燥させるということです。 知人からの依頼でできるだけ自然に優しい乾燥方法で、 時間がかかっていいの…

二股の黒柿を製材

長さ70センチくらいの 二股の黒柿の原木を製材。 長さが70センチだと、 台車のヘッドブロックが一つで、 爪が2箇所止めで、 しっかりと固定されてない状況での製材作業です。 www.youtube.com 製材したあとに、 割れ止めを塗って日光浴させてます。 二股出な…

杏と梅を製材

杏の原木です。 共木で芯腐れが有ります。 杏の材面です。 真ん中の節ふきんが、 腐れからか墨流し杢が出てます。 こちらが梅の原木です。 共木で芯腐れあり、 元木は元口にかけて穴が開いてます。 梅の材面です。 www.youtube.com

材木図鑑 樹種の色編

神代欅 茶黒色 神代とは地中に埋まっていた原木が、 川の氾濫や土木工事などで、 地上に出てきた原木を製材した材をそう呼ばれます。 火山灰などの下に埋もれた原木は、 真っ黒な材面となったり、 沼地や川の近くの水気の多い土壌で埋もれたりすると、 茶色…

材木図鑑 広葉樹 杢編

橅 墨流し杢 木目とは関係なくて、 材面に墨が流れたような模様がでる様です。 一説には、 粘菌や変形菌などの影響ででるということでしたが、こちらの橅の墨流し杢は菌の影響でなかったことは確認しました。 黒柿 縞杢 黒柿かと言えば、 孔雀杢や葡萄杢など…

材木図鑑 広葉樹 同じ樹種編

楢 虎斑 虎斑とは虎の柄のような模様が、 材面にでてるのでそのような表情されてます。 虎斑は柾目にしっかりとでて、 板目に出ないです。 虎斑があるのが楢などの限られた材木に出る杢なので樹種の見極めにも役に立ちます。 楢 鯖杢 魚の鯖のような杢だから…

材木図鑑  針葉樹編

杉源平 源平とは、赤味とシラタが混在してることを源平といいます。 平家と源との戦いからも来てるのではなかったかな。 杉 笹杢 源平 屋久杉 笹杢と書きましたが、 それほど笹ではないですが、 目積みはものすごいです。 笹杢の小口を見比べると、 目積みは…

原木から積み木 荒木取り編

冬前に水中乾燥を終えて、 日陰で陰干しさせていた材を お盆前に 含水率を測定。 水中乾燥と天然乾燥で16.5%まで下がりました。 それから、 9月に入ってから、 人工乾燥させました。 含水率は、10%以下までおとしました。 手押しを掛けて、 荒木取りして、…

wormy wood(製材動画もあります)

市場での明細を見ると 栗と書いてありましたが、 製材してときに柾目に虎斑がでてたので、 ナラです。 栗と楢は樹皮が無いと 意外と見分けが難しく、 間違えて製材して、 香りで樹種の間違えに気がつく時があります。 思い込みで原木を見てたり、 市場の明細…

冬の伐採の材木について

国産ミズナラ 冬に伐採されたミズナラ。製材したのが3月頃。 桟積みして、天然乾燥で、4ヶ月ほどで、含水率20%ほどに、人工乾燥機にいれて、12%ほどに仕上げます。 冬の伐採されてる材木は製材直後から、水が上がってないから、重さが少し軽い。だから、含水…

スポルテッドブナを製材

墨の流れた材面の材木をスポルテッドウッドと呼ばれたりしております。 最近ではヨーロッパの方では橅(ブナ)=ビーチの原木を土の中に埋めて数年後に製材するとスポルテッド模様が材面に広がった材をトリフビーチと呼んで流通させてます。 昨年、長野県の国…

山桜でRe:ful の木製ボディの製作【尾山製材】

山桜を原木から製材して、Re:ful の木製ボディの製作のお手伝いをしております。 www.youtube.com このトヨトミさんの動画に私が出演させていただいております。 先日、山桜を製材して木地の状況にしているブログを書きました。 これが素材を乾燥させて、 荒…

神代欅の大きな木片

神代欅の大きな木片を入荷しました。 この神代欅の大きな木片ですが、見た感じは木材で見ると、地中深く出てきた木材でも、神々しい感じはなく、単なる古びた木材にしか見えません。 でも、 そした材を見ながら、 サイズなどを記載しました。 この材料が木工…

ラオス松を製材

20年くらい前にラオス松の半月の原木を製材しました。 末口から元口にかけて、 芯から芯で製材されてました。 長さ6M 木裏末口巾650mm 木裏を真っ直ぐに挽き直して、 ひっくり返して 辺から製材。 youtu.be ラオス松の木裏を挽き直して、 辺から製材しての…

山桜の木地を製材

直径430ミリ以上の山桜の原木です。 製材する前にイメージを小口に書く。 製材面を見ながら、 木取りを変更したりをします。 厚み200ミリの板をします。 板の状態の節や芯や割れの位置を見ながら、 200ミリの角材にします。 少々の面も付けます。 長さを400…

楢 原木を大割に製材

ミズナラの原木を製材 板目に製材したり、 大割して、 柾目取りにする前まで製材しました。 長さ2〜3mで、 20本ほどを製材しました。 来週はこの大割材を 柾目取りにして行きます。

スポルテッドオーク

国産楢材をスポルテッドオークに出来ないかと一年位かけて思考錯誤しながら仕込みました。 2回ほどプレーナーを掛けた状態です。 なかなか面白い表情がでました。 こんな感じに仕上がりました。 スポルテッドオークと呼んでも過言がなく仕上がったと思います…

墨流し杢 博覧会

2月中をすぎて大雪になりました。 外仕事が出来なくなったので、 中でするための仕事に取り掛かってます。 材面の表情がわからないくらい黒ずんでます。 電動カンナで表情を確認する為に削ります。 楓の墨流し杢です。 スポルテッドメープルとも呼ばれていま…

木工用みつろうオイルの酸化値について

食用油の酸化値を簡易的な測定できる検査紙があります。 木工用みつろうオイルを開発時の サンプルで酸化値を測定しました。 黄色の油は三年経過した菜種油。 試験紙が濃い紫色だと酸化値は基準より高く、酸化をしてるという色です。 木工用みつろうオイルの…

乾燥機から広葉樹を出す

長野県産タモ 乾燥材 長さ2m 厚み35mm 片耳付き 国有林のタモで目詰まってます。 長野県産胡桃 乾燥材 長さ2m 厚み35mm.45mm 片耳付き 長野県産栗 乾燥材 長さ2m 厚み35mm.45mm 片耳付き 目詰まってます。 乾燥機から、 出して倉庫に移す。 そして、 側面に…

バラの咲いた白樫を製材

長さ3.2m 末口径650ミリの 白樫を製材しました。 想像以上の表情でした。 製材前の原木を末口からの画像です。

ミズナラ 長さ5m Φ450mm

国産ミズナラ 長さ5m Φ450mm 末口が三股になってる。 元口から見ると、 真っ直ぐに見えますが、 原木はどうしても真っ直ぐではなってない。 末口と元口にピンで付いたような虫喰いあとがあります。 小口に輪っか状にシミがはいっているので、 製材すると虫喰…

先週の大雪

先週末に3日降り続いた雪が、 1m以上の積雪となり、 除雪用にスタンバイさせていたリフトのエンジンが掛からなくなりました。 奥の作業場にあるリフトを除雪させるにも、 どうやっても行けそうにもなくて、 除雪することを半ばあきらめつつ、 子供達にかまく…

国産胡桃の原木から製材品

胡桃の原木です。 シラタが割と厚い胡桃。 シラタが薄めの胡桃。 直径が同じでも製材品の取れ高が全然違います。 この様な厚みの材に製材します。 その時の挽き初めなどで、 もう少し薄め板を取ります。 辺材からの次に製材する厚みをイメージして、原木から…

裏節なし ミズナラ

木の中心に近づくと節が出るものという認識は強くもってます。 特に広葉樹は芯が上から下まで真っ直ぐと通ってなくことが多い。 ミズナラを製材すると 芯の近くに節がでるので そこまで芯からこれくらい離して、 節ができそうなギリギリを狙って製材する時が…