尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

国産胡桃の原木から製材品

胡桃の原木です。 シラタが割と厚い胡桃。 シラタが薄めの胡桃。 直径が同じでも製材品の取れ高が全然違います。 この様な厚みの材に製材します。 その時の挽き初めなどで、 もう少し薄め板を取ります。 辺材からの次に製材する厚みをイメージして、原木から…

裏節なし ミズナラ

木の中心に近づくと節が出るものという認識は強くもってます。 特に広葉樹は芯が上から下まで真っ直ぐと通ってなくことが多い。 ミズナラを製材すると 芯の近くに節がでるので そこまで芯からこれくらい離して、 節ができそうなギリギリを狙って製材する時が…

虫喰い楢の木取り

虫喰い楢材を乾燥させた材の 表情がとっても分かりにくいのです。 この材の表情を伝えるのに 長さを切って割れの深さや表情を小口面で確認します。 それから表面を削って表情を確認します。 墨流し杢でない虫喰い楢材ですが、 この表情を好む方もおられます。…