尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

スポルテッドブナを製材

 

 

墨の流れた材面の材木をスポルテッドウッドと呼ばれたりしております。

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最近ではヨーロッパの方では橅(ブナ)=ビーチの原木を土の中に埋めて数年後に製材するとスポルテッド模様が材面に広がった材をトリフビーチと呼んで流通させてます。

 

 

昨年、長野県の国有林からで橅(ブナ)の原木を四割にしていた材を製材し直しました。

 

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一面を挽き直しして、
厚み75ミリで挽くと材面は、
墨の流れた模様が広がってました。

 

この橅(ブナ)を注文で挽き直ししてたら、

発注先には状態が悪くてと出せない材でしたと

謝りの連絡を入れました。

 

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ウチとしてはこのような材木を欲しがるお客様が多少は居るので、注文の指示を止めて挽き直しして75ミリ厚板にして在庫にしました。

 

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