尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

ミズナラ 長さ5m Φ450mm

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国産ミズナラ

長さ5m Φ450mm

末口が三股になってる。


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元口から見ると、

真っ直ぐに見えますが、

原木はどうしても真っ直ぐではなってない。

 

末口と元口にピンで付いたような虫喰いあとがあります。

小口に輪っか状にシミがはいっているので、

製材すると虫喰いが赤身にも入っているのではと推測して、長さをなるべく切らずに5mカウンター材を製材する事にしました。


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こう見ると通りは通ってるように見える。


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しかし、どちらかには腹上がってます。

 


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輪っか状にのシミが部分に虫喰い跡がすごい沢山入ってます。

虫喰い材を製材してる経験値によって、

原木の小口を見て材面を想像できるので、

どんな材厚を製材するかを判断出来るのです。

 

 

 


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この輪っか状のシミが出ていて、

ピンが有ると虫喰い跡が材面に出る可能性が高いです。