色んな樹種の床材
国産材の数種類とホワイトウッドの材木たちを床材として納めさせていただきました。
杉、朴木、赤松、クルミ、楢、栗、ケンポナシと外材のホワイトウッドの8樹種。
その床材に木工用みつろうクリームを塗布。
こちらの黒いのはクルミです。
30畳以上のお部屋なので、
木工用みつろうオイルの方が
作業効率が良いのでオイルで塗布。
床材を帯鋸仕上げで、
施主さんがペーパー掛けして、
DIYで施工されました。
ちょこっとだけお手伝いをさせていただきました。
なかなか良い感じに仕上りました。
施主さんの要望をなるだけうけいれたら、こんな挑戦的な床材の提案となりました。
その提案を受け入れていただき感謝と共になかなか楽しい時間でした。
#尾山製材
#木工用みつろうクリーム
#木工用みつろうオイル
製材の学校
楢の300ミリ角に製材しました。
末口と元口の芯から150ミリづつ振って
300ミリ角にする。
この角材を製材する際には、
こういった指示をするのですが、
人工物でないので芯がよれたり、
してるので木の形を見ながら、
どこから製材するのかの
基準を伝える。
そんな製材している時に、
こんなこと誰に習ったんだろうか?
製材の学校に通ったわけでないし、
そんな学校なんかもあるわけでない。
誰にというよりも、
原木と製材をしてる経験値であり、
木の中の木目の様子を考えれるようになってるのです。
想像を超える製材をする時が、
たまらないのです。
二股の木を製材しましたが、
半分くらいから二股になってたので、
末口の芯が全然わからん。
木の膨らみや枝の太さなどを見ながら、
考える。
そんな木の経験値もないのですが、
今まで経験値を総合的に考えて決断する。
製材の学校があったら、
優等生になる自信がない。
それは基本的なことよりも応用を好むから、
そんな生徒は先生に嫌われる。
だから、優等生にはなれないし、
自分の中の製材についての
技術を語源化する自信も無いので、
先生にもなれない。
私の製材技術を伝えれるように
語源化出来るようにしようと思いました。
山桜を製材 4m直材 末口径450ミリ【尾山製材】
国産山桜の4m直材で末口径450ミリを製材。
シラタが厚く40ミリ+50ミリの二枚を製材してようやく全面に赤身がでてきた。
国産山桜で長さ4mで、
この真っ直ぐな山桜の原木になかなか出会えません。
黒柿を製材
黒柿を製材しました。
黒柿の原木です。
数年寝かせてました。
どのように製材しようかが定まらなかったのですが、キノコが生えてきてたので腐れが心配になって製材しました。
この柿の原木を製材してる動画です。
黒模様の中に蛍光色が出ておりますが、
これは人的に何かしたものではありません。
黒柿の自然な発色です。
青紫色の蛍光色がでるものもあります。
土砂降り雨にあててから、
水中乾燥しようと思ってました。
バケツが小さすぎて、
入りきらなかったです。
今回の成果しては、
こんな感じです。
良いのもあれば、
どうしようもないものも有ります。
お金に変わるまでまだ数ヶ月後です。
気長な仕事の繰り返しです。
アク抜き
雨に打たれると杉の赤が落ちて
赤身の色が均一に仕上がる。
杉の根杢のアク抜きを
水の力を利用して行います。
昨日、水を掛けて干してました。
ひっくり返して、
また水を掛けての繰り返し、
途中から雨が降ってきました。
本日は晴天で、
水を掛けてかわいてから割れ止めをぬりました。
昨日よりは均一に仕上がってます。
塗膜剥離のメンテナンス【木工用みつろうクリーム】
自宅の窓枠ですが、
経年と色んな要素でウレタン塗料は、
塗膜が剥離します。
この状況を元に戻すのは素人では、
ほぼ無理な状況です。
元には戻りませんが、
素人でも手軽に出来るメンテナンス方法を
紹介します。
まず、
雑巾を水に浸して固く絞る。
それで、水拭きをします。
乾いてから、
木工用みつろうクリームを薄く塗っていきます。
30分ほど乾かしてから、
ベタ付きが無くなるまで乾拭きしたたら、
完成です。
色ムラが均一になるわけではありませんが、
少々の撥水性も上がりツヤも上がるので、
何もしないよりは良くなり、
放置する時間は別として
作業時間としては、
数分などで行える手軽さを考えると
気になったときて簡単に誰でもが出来ます。
#木工用みつろうクリーム
#尾山製材
木工用みつろうクリームを塗る布について【モニター募集】
木工用みつろうクリームを塗る布について、
何か良いものは無いかと思っていた。
問い合わせがあった時には、
使い古したTシャツの端切れを
お勧めしていました。
でも、
もっとお勧めできる物があるのではと
知人のアパレル製造メーカーさんに聞いてみた。
木工用みつろうクリームをご愛用している方なので私の理想の使用感を伝えると2つの布を出してくれた。
化学繊維よりも麻と綿の目が細かな物が良いとお勧め頂く。
白い布が綿で、薄いベージュが麻。
綿から塗ってみる。
今までの化学繊維の布より、
塗ってる感じが良い。
麻も塗ってみる。
こちらも良い。
端材をぬるだけでも、
塗布作業でのストレスが軽減された。
布を変えるだけでも使い心地がこんなにも変わるんだなと驚いた。
ご自身でも木工用みつろうクリームをご愛用頂いてるのでだからの選定なんだと、
もちは餅屋だなと痛感しました。
商品と一緒にお勧めの道具も一緒に提案してけるの優しいのかもしれませんね。
麻や綿の布をもう少し使い倒して、
良いものを選定してみます。
そこでこのブログを読んでモニターになってみたいと思いの方は、
木工用みつろうクリームのご愛用者で、
弊社の販売ページの会員様(蜜蝋(ミツロウ)ワックスなら尾山製材の「みつろうクリーム」)に限りますのでモニター募集対します。
布の違いのモニターとなってくれて感想を頂ける方はメール頂ければ、
木工用みつろうクリーム10gと布の2種類(麻と綿)を送ります。
布に限りが有るので、先着15名の方に限ります。
#木工用みつろうクリーム
#モニター募集
#尾山製材
未来の材木屋を目指している方々へ パート2
材木屋は力仕事だと思ってませんか?
意外とそうではありません。
私みたいな非力な人間でも材木を運んだりしています。
小柄で力もありません。
そして、
腰痛もちです。
前回、
未来の材木屋を目指している方々へ(木を歩かせる動画)の記事が
思いのほかたくさんの方にご覧いただいたので、
二匹目のドジョウを狙って今回の記事にしました。
非力な方でも材木屋を目指している方々に、
材木運びのテクニックを公開いたします。
私の編み出したテクニックなので本当は教えたくありませんが、
業界のためを考えると私だけのテクニックにしておくのはもったいないし、
未来の材木業界のために動画に残しました。
子供が目指す憧れの職業を材木屋とするために公開しております。
プロが教える木の運び方 これであなたも材木屋編 【尾山製材】
また、
この動画のテクニックが使える環境には限りがあるのと、
現場の納材などケースバイケースの対応がありますので、
あまりお勧めできませんが、
選択肢の一つとして自分の引き出しに入れとくくらいにしておいてください。
材木を運ぶ際の必須テクニックというよりは応用編だと思ってご覧ください。
プロが教える木の運び方 これであなたも材木屋荷下し編 【尾山製材】
#尾山製材
#未来の材木屋へ
プロの会話
富山県産楢材を製材する仕事となりました。
原木から製材されたものを扱ってる家具屋さんからの要望でした。
原木を芯から半分に割って、
片方を板目で挽いて、
もう片方を追い柾でとうい要望を
丸太の小口面に書き写した。
どのように製材するかをメールで聞いて、
末口小口面にチョークで墨をして画像で確認。
全体の原木の長さ方向の様子の画像も送る。
これで了解をもらえると進めやすい。
でも、
乾燥材の製材品のみを扱ってる方では、
この会話は画像だけでは出来ません。
原木からの製材された材木から扱われる方だとメールや画像だけでも話が通じる。
そして、
製材した材木の画像を送り確認。
色々と便利な世の中になりました。
#楢材
#ミズナラ
#富山県産楢
#尾山製材
未来の材木屋を目指している方々へ
未来の材木屋を目指している方々がいるかいないかは別として、
材木屋のテクニックを公開します。
木を立てかけるために、
木を歩かせる。
力だけでは歩きません。
木を起こすこと自体がとっても危険な作業です。
この動画を見ても歩かせることは出来ません。
でも、
材木屋のテクニックを公開することで、
未来の方々の役に立てればという気持ちで動画を公開しました。
ご興味ある方は是非ご覧ください。
水拭きの重要性 【木工用みつろうオイル】
床やテーブルのメンテナンスでお問い合わせあります。
お電話での水シミが気になる言われても、
イメージの共有がしにく聞いててもどのように伝えて良いか返答に困ることがよくあります。
今回は木工用みつろうクリームや木工用みつろうオイルを塗る前に、
日頃から台拭きや雑巾での水拭きの重要性について書きます。
我が家のテーブルは、
無塗装で木工用みつろうクリームやオイルだけで仕上げてます。
写真の中央下にピンクのラインが入ってます。子供たちが絵を描いててはみ出ただと思います。
水でぬらして、
しっかりと絞った台拭きで擦ります。
かなり擦ると水の力で表面に汚れが浮き上がってきて汚れが落ちやすくなります。
重点的に擦ったので、
色味も若干薄くなりましたが、
ほぼ汚れは落ちました。
日頃から台拭きでの水拭きをする事で
汚れがつきにくくなります。
テーブルや床に油分があれば水拭きで、
ある程度の汚れは落とせます。
汚れを落とそうとするとその部分だけ色が落ちて色ムラなどで余計に違和感が出ることがあるのでテーブルや床の掃除は水拭きで十分です。
水拭きを重ねると油分も落ちるので、
こまめに木工用みつろうクリームやオイルなどを塗ることも大切です。
目安としては、
ツヤが落ちた時です。
そこで、
木工用みつろうオイルを塗布します。
塗布した直後です。
結構、ツヤが上がりました。
塗布後30分ほどしたから、
乾拭きしました。
ツヤも先ほどよりは落ち着いて自然な仕上がりになりました。
仕上がって真上からテーブルの様子です。
#尾山製材
#木工用みつろうクリーム
#木工用みつろうオイル
#水拭き
木工用みつろうオイル 使用方法
年末の大掃除に
オイル仕上げのテーブルなどに
おすすめの使用方法です。
木工用みつろうオイルの塗り方について書きます。
よくある質問としては、
どのタイミングで塗ればよいかと聞かれます。
日々生活している中で、
ツヤが無くなってきてもわかりにくいので
水の弾きが悪くなるなどが一つの目安だと思ってます。
コップの底を湿らせてテーブルに置きました。
少しシミが出来ました。
木工用みつろうオイルと布二枚をご用意いたします。
オイルを適度に布にとって
全体的に薄く塗り広げていきます。
こんなにツヤしました。
塗布後30分を置いてから、
乾拭き用の布でしっかりと乾拭きします。
ベタつきが無くなるまで
しっかりと乾拭きします。
これで仕上がりです。
全体的に見るとこんな感じに
仕上がりました。
#尾山製材
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#木工用みつろうクリーム
厚み15ミリの栗の板の乾き方の違い
厚み15ミリの板って、
かなり薄い板ですが、
その厚みの板でも木は乾きません。
栗の板を50ミリに製材して、
人工乾燥させたものを15ミリに製材しました。
その含水率を測りました。
含水率28%です。
天気が良いので天日で2時間当ててみました。
24%に下がりました。
製材して屋外で天然乾燥を
3日ほどした厚み15ミリの栗材です。
含水率60%ほどです。
そして、
水を掛けて天日干し5時間すると、
50%ほどまで下がりました。
数時間ではそれほど含水率は下がらない。