尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

水拭きの重要性 【木工用みつろうオイル】

床やテーブルのメンテナンスでお問い合わせあります。

 

お電話での水シミが気になる言われても、

イメージの共有がしにく聞いててもどのように伝えて良いか返答に困ることがよくあります。

 

今回は木工用みつろうクリームや木工用みつろうオイルを塗る前に、

日頃から台拭きや雑巾での水拭きの重要性について書きます。

 

我が家のテーブルは、

無塗装で木工用みつろうクリームやオイルだけで仕上げてます。

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写真の中央下にピンクのラインが入ってます。子供たちが絵を描いててはみ出ただと思います。

 

水でぬらして、

しっかりと絞った台拭きで擦ります。

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かなり擦ると水の力で表面に汚れが浮き上がってきて汚れが落ちやすくなります。

 

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重点的に擦ったので、

色味も若干薄くなりましたが、

ほぼ汚れは落ちました。

 

日頃から台拭きでの水拭きをする事で

汚れがつきにくくなります。

テーブルや床に油分があれば水拭きで、

ある程度の汚れは落とせます。

 

アルカリ性洗剤やメラミンスポンジなどで、

汚れを落とそうとするとその部分だけ色が落ちて色ムラなどで余計に違和感が出ることがあるのでテーブルや床の掃除は水拭きで十分です。

 

 

水拭きを重ねると油分も落ちるので、

こまめに木工用みつろうクリームやオイルなどを塗ることも大切です。

 

目安としては、

ツヤが落ちた時です。

 

 

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そこで、

木工用みつろうオイルを塗布します。

 

 

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塗布した直後です。

結構、ツヤが上がりました。

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塗布後30分ほどしたから、

乾拭きしました。

ツヤも先ほどよりは落ち着いて自然な仕上がりになりました。

 

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仕上がって真上からテーブルの様子です。

 

 

 

 

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