尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

厚み15ミリの栗の板の乾き方の違い

厚み15ミリの板って、

かなり薄い板ですが、

その厚みの板でも木は乾きません。

 

栗の板を50ミリに製材して、

人工乾燥させたものを15ミリに製材しました。

 

その含水率を測りました。

 

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含水率28%です。

天気が良いので天日で2時間当ててみました。

 

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24%に下がりました。

 

 

 

 

 

製材して屋外で天然乾燥を

3日ほどした厚み15ミリの栗材です。

 

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含水率60%ほどです。

 

 

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そして、

水を掛けて天日干し5時間すると、

50%ほどまで下がりました。

 

 

数時間ではそれほど含水率は下がらない。