尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

柳の板

先日、FBで知り合った方さんが弊社を訪ねてきた。
 
ひとしきりさせていただきました。
それから、
その方が板前の職人さんだと言う事を教えていただき、
まな板の材の話になりました。
 
私的にまな板に一番適しているのが、
朴木だと思っておりました。
 
その板前さんが
銀杏のまな板を使ったときに包丁の当たり方の良さに驚いたといっていた。
まな板の木のランク順は猫柳>柳>銀杏>朴木だそうで、
銀杏より上の猫柳・柳の材料はないだろうかと聞かれた。
朴木は探せばあるだろうが、
猫柳や柳は正直見たことが無かった。
 
材木屋としての私自身のネットワークをフルに活用して
自分自身どんな木かを知りたかったので探しました。
数件当たってみたが無かったです。
森林組合の方に聞いたところ、
いつ出るかわからないが柳ならたまに出るが、
猫柳は見たことが無い。
 
あきらめかけていたところに
たまたま営業に行っていた木工屋さんで、
柳の板があった。
無理を承知でお願いして分けていただきました。
 
イメージ 1
柳は街路樹や公園樹でしだれていたり、
河原に自生しているのをよく見かけるが
板になっているものを見たのは初めてでした。

柳は杉よりも少し軽い木です。
木としての硬さもある感じです。
色は白色ですが、
木質としては朴木ぽい感じがします。

イメージ 2
長さ2M×巾330-250ミリ×厚30ミリ
 
ご要望があればまな板としてお分けします。
興味ある方はお問い合わせください。
↓こちらまでご連絡ください。↓
 
自分のネットワークよりも
足で稼ぐ事がやはり大切だと痛感しました。