楢材の乾燥 prat4
楢材の乾燥シリーズ 最終回です。
前回の記事で『楢材の乾燥 prat3』のその後であります。
230ミリ角に挽いた楢材を乾燥機に入れて低温40~50度くらいで、
ゆっくり乾燥させること50日後くらいの様子です。
材の芯を真ん中にして挽いているのと
やはり、広葉樹で癖のある楢ですから
バリバリに割れるのは当然です。
でも、
予想以上に木が曲ったりしなかったのでよかったです。
230ミリ角を再度、挽きなおしました。
160ミリ角くらいにしました。
真ん中の正方形の3本が挽きなおした材です。
その右左にあるのが挽きなおした辺材です。
これは40ミリの楢材を30ミリに挽きなおしているところです。
巾が500ミリくらいあり広い分、挽きなおしするのも大変です。
160ミリ角に挽きなおした楢材です。
含水率が30%くらいです。
このような割れの少ない面が1面出てきました。
やはり、広葉樹の乾燥は時間がかかり割れからは逃れることができないと
改めて痛感しました。
でも、
予想以上に収穫のあるチャレンジでした。