尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

製材所の仕事について

製材作業についてです。
お客様からお預かりしたラオス花梨の1枚板を製材します。

八十センチ以上の一枚板をお客様の要望の寸法に製材しました。
 
 
 
 
 
イメージ 1
製材している様子です。
帯ノコと板を入れて写す予定が
板のみで撮影しました。
 
失敗ですTT
 
 
イメージ 2
お客様の要望で
木の両耳を落として写真向かって左から65~67ミリ2枚と
右から95~97ミリを2枚を製材して、
真ん中をとれるだけの大きさで平行に製材しました。
 
 
 
イメージ 3
こんな感じに木取りし製材しました。
両サイドから挽いていくと真ん中がどうしても
元と末で平行がでないのでラッパのように広がった板になってしまいます。
それで、
平行に引き直して左から4枚目の三角な板ができれいるのが、
そのラッパになった部分です。
 
こうなる事を考えながら製材しています。
こういった事は機械がするのですが人もたずさわってしています。
残念ながら日の目を見る仕事ではないので、
一般の方はこれがテーブルになった時にはその製作者しか見ません。
こういった手間って考えていただけなくなってきています。
 
だから、
伝えないと消えていく仕事なのかもしれません。