タモ

木材図鑑 タモ（1.5ｍ×600×60㍉）

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一般的にタモって良く知られている材料であると思いますが、

タモはヤチダモとアオダモと２種類あります。

ヤチダモは一般的な木工製品によく使われております。

アオダモはバットの材料としてよく使われております。

 

私自体、ヤチダモしか見たことが無いのでアオダモの木質は家具にならない材料だと

聞いておりますので固くて癖のある材料だと思っております。

 

ヤチダモは

固さもあり塗料の乗りがよく加工がし易い材であり年輪がはっきりしております。

 

ヤチダモ、アオダモの北海道が産地であります。

最近では、ロシア、中国のタモが安価でよく出回っております。

アメリカのホワイトアッシュもタモの系統だと聞いております。

私は手っきり寒いところにしか生えてない木だと思って下りましたら、

本州の中部まで生えているそうです。地元の山ではほとんど見ません。

 

とてもアクのある木で丸太で水を掛けて数ヶ月いると

タモのアクで真っ黒になります。

無垢の木肌は灰色っぽい色をしております。

木目がしっかりとしているので漆で塗装をすると欅と間違えるときがあります。

水には強い材料ではありませんので、外部で使うと腐っていきます。

 

 

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