尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

日光による発色

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柿渋は、空気に触れて酸化して発色、
そして、直射日光に当てるとさらに発色が進みます。

この性質を活かすことにより
絵柄を表わす事も出来きるようになります。

その模様を写真にてご覧ください。


写真は、2枚の超仕上げで仕上げた杉板に
柿渋を1回塗った板です。

上の板の線と線の間に柿渋を塗って直射日光を当てた板です。
下の板の左から2番目の線から柿渋を塗り乾拭きした板です。


写真撮影の光の具合にもよりますが、
日光に当てたほうが発色が進んでいるのがわかりますね。