尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

廃油キャンドル

廃ロウソクを溶かしてのロウソクづくりもありますが、
今回廃油を利用してのキャンドル作りに挑戦しました。
 
どちらも環境に対して影響は同じと思われている方へ
それが、
廃ロウソク(パラフィン:石油系)ではCO2排出量あるのに対して、
廃油(植物性油)ではCO2排出量が0であります。
 
 
 
イメージ 1
【用意するもの】
廃油キャンドル50ml×4個分
 
廃油:200ml
ロウソク製造用紙コップ:90ml×4個
ロウソク製造用紙コップ:450ml×4個
ロウソクの芯:麻ひも
油固め剤:18g
色付け用にクレヨン少々
 
 
 
 
 

イメージ 2
50mlでは0.3gほどのクレヨンのかけらを
ロウソク製造用コップにいれます。

イメージ 3
廃油をあたためて油固め剤を投入
1分もかからないうちに油固め剤溶けました。
溶ければ完成です。
直火で行う場合は油固め剤がとけた時点で、
火を留めてください。

イメージ 4
油固め剤が溶けている様子です。

イメージ 5
火にかけて一分ほどで溶け切りました。

イメージ 6
廃油ロウソクを容器に注ぎます。
割りばしでクレヨンを溶かします。
イメージ 7
固まりかけに芯を差します。
気温にも寄りますが
3~5分ほどで固まります。
固まりきると芯が刺さらないので、
固まるまで目を離さないでください。
 

イメージ 8
クレヨンを入れて廃油を入れて2回、3回と同じ作業を繰り返すと
グラデェーションロウソクになります。

イメージ 9
こんな感じで廃油グラデーションロウソクの完成です。
 
ロウソクの表面から芯があまり出ていないので、
点火してみると火が小さくなり
点火から1時間とどで消えました。
ロウソクの芯からもう少し芯を長く出すと良いと思います。