欅の古材を有効利用 - 尾山製材日記

欅の古材を利用してテーブルの脚を作ってみました。

お客様の希望で、

丸太の長さ方向に平行に切って欲しいと言う要望でしたが
安定性と作業性とデザイン性の3つを兼ね備えたこの形が浮かんだので提案しました。

説明した時にはあまり伝わってなくて丸
太のまんまでと言われていたのですが作業時間もあまりなかったもので
再度お願いいたしました。

まずは釘などを取り除く作業です。

長さ方向をチェーンソーでカットします。

こんな感じに斜めに帯ノコでカットします。

丸太のままよりも
テーブルとの接地面が少なくなるので
天板を置いても安定し、
足もすそ野が広くなるので安定するのです。

イメージとしてこんな三角形の足として
天板を置く形にしてみました。

私の中のイメージ以上の出来でいい感じに仕上がりました。

私は職人でもないので作業は下手ですが
色んな経験値があり考えてイメージすることはいろいろとできるようにはなってきました。
しかし、
作ってみないとイメージの共有が離れないのがデザインの難しいところですよね。