尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

木目

材木に関する仕事をしていまして、
仕事柄、立ち木をみるよりも製材後の木を見ることが
多いのです。

製材後の木を見て何の木かはわかるのですが、
立ち木だとわからないこともあるんですよね。

同じような太さの木でも木目って木の樹齢や成長によって
いろんな顔がでるんですよ。


同じような杉材を木目に製材したものを
2つ写真撮りました。

ぜんぜん、木目が違うんですよ。

イメージ 1

赤味が綺麗な木です。
目が真ん中に来ております。
小口から年輪の具合を覚えといてください。
そして、
年輪の具合が同一に広がっていますね。


イメージ 2

先ほどの木よりも小口を見ると
木目が込んでいるのがわかりますよね。
年輪が同一には広がってなく
真ん中が盛り上がってますね。
木の育ち方や年数によって
そして、製材の仕方によって
木目の表情が違うのですよね。


天然物ってそれぞれ違うので面白いですよね。