尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

何故、みつろうクリーム

イメージ 1


材木屋がなぜみつろうクリームをつくるのか?

木に触れて木を知ってもらいたいからです。

一昔前は、
家を建てる時は大工さんと親戚一同が建ち前の手伝いをしてました。
現場で大工さんや親戚の方から家の柱や梁はどんな材木がいいかを学ぶ場でありました。

今はハウスメーカー主体で現場で材木を学ぶ場がありません。
木を知らなくても家は建つ時代ということは、材木屋にはとっても脅威であります。

木を知る機会が失われてきてるから材木屋として木を知ってもらうためのみつろうクリームであるのです。

みつろうクリームを塗るのとによって大切にする気持ちも育まれます。
昔は米ぬかや菜種油で床を磨いて家をメンテナンスしてきました。

最近はメンテナンスをしなくてもいい素材の建材が主体でありますが、それも永遠ではありません。
メンテナンスすることは必要だしそのメンテナンスする習慣をつけることがとっても大事だと思います。

みつろうクリームによって物を大切にする習慣を復活させたい思いも込めて作ってます。

こんな思いを込めて『人と自然に優しい』をコンセプトに作ってます。
商品を売ることよりも大事な思いをしっかり伝えることを考えいます。
どうしたら伝わるのかはわかりません。
そして、
みつろうクリームの込めてる思いは伝わってないとは思いますが、木に対してや日本人が大切にしてきた習慣を呼び戻したいと思ってます。




尾山製材:http://mitsurocream.com/