尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

栗の輪切りを乾燥させました

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栗の輪切りの乾燥材の
注文がありました。

正直、簡単そうに見えますが輪切りするのはかなりの危険が伴います。

1枚目の写真のように製材機で挽くのですが丸太が円錐形であるので抑えを利かすのが難しいから丸太が動くと飛んだりする危険があります。

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栗の丸太をある程度の長さにチェーンソーで切り落とします。

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こんな感じです。
これを製材機で輪切りにします。



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ここからが慎重極まりなくします。
爪がかからないので、
板を爪でかけて丸太を固定させます。
グラ付かないか何度も確認します。


ゆっくりと製材していきます。



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厚みのそろった輪切りの完成です。

2週間ほど桟積みして自然乾燥させます。


それから乾燥機にいれます。


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乾燥機に入れて1週間ほどで、
含水率が13~17%となりました。



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10%前後まで乾かしました。


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40枚中8枚は割れが少々入りましたが、
結構きれいに乾かせました。





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