ててて見本市に出展して
2/4~6 東雲駅の近くでててて見本市に出展してきました。
セレクトショップのバイヤーさん向けの展示会で
一般の方は入れない展示会ですが、
一般の方は入れない展示会ですが、
沢山の来場客がきました。
こんな感じのブースでRetReとみつろうクリーム緑茶シリーズをメインとして展示してきました。
RetReについては、
ほとんど商品の説明はしておらずに
富山の材木屋が富山の楢(オーク)材を活用して、
地域で流通してない木材を
林業→製材業(材木屋)→木工加工業(家具屋)という流れを
RetReブランドを通じて作ることにより
地域の山や楢を通じて木に携わる仕事をしている方たちに
利益を還元して後世に技術を残せる仕組み作りをしていくことが、
私自身の考える里山再生であり、
Re Tree:木の再生
や
Re + Re :再生(Re)を繰り返す
Re + Re :再生(Re)を繰り返す
という意味を込めてRetRe(リツリ)というブランドであります。
という感じの話ばかりしていました。
みつろうクリームが弊社の一般の向け商品の始まりです。
この商品によっていろんなことを学ぶこととなるとは今になってとっても不思議な商品です。
いろんなお取引先を勝手に見つけてきてくれて驚きの連続の商品であります。
そして、
3年の月日をかけて昨年9月にみつろうクリーム緑茶の販売を開始しました。
自然素材のみで製造しておりまして、
機能性能からいうと科学性のものに及びません。
そこで、
手軽に塗れるように安全なものだけで品質を劣化しないものを
自然素材のみで作ることに成功したのがみつろうクリーム緑茶なのです。
退色しない緑茶ペーストを油に落とし込むことにより、
この酸化しにくいみつろうクリームが完成して、
3年商品にせずに観察して3年後にあけてみるとほとんど酸化がほとんど進行しておらずに
製品化することとなりました。
製品化することとなりました。
そういったこともあり、
材木屋としてはこの商品ありきでいいものだろうかと自問自答して、
地域材についての商品開発を模索していました。
またRetReの話に戻りますが、
「木っていいね」いう言葉が私にとってとっても脅威であり、
「木っていいね」いう言葉が私にとってとっても脅威であり、
材木屋にこの言葉を使うこと自体とっても失礼なことであるということに気付いたからなのです。
なぜかというと
木については興味はある方は多いのですが、
樹種についての興味が全くなり言葉だからなのです。
樹種についての興味が全くなり言葉だからなのです。
樹種や産地にこだわる一般の方は一昔前は多くいましたが、
最近、そんな方はほとんどいません。
それに気づいた時に時代背景を振り返りました。
木にこだわる方は、
一昔前に家を建てるときに大工の親方や親戚一同で家を建てる時代でした。
そうするとその建舞の現場で、
大工さんや親戚のおじさんなどに土台や柱や桁・梁についての
材木を見ながら木に学ぶ場となっていました。
それが今ではハウスメーカー主導で施主さんが木を学ぶ場がなくなり、
しいては、
ハウスメーカーの下請け大工さんなどもほとんど木を知ることがなくなってきました。
ハウスメーカーの下請け大工さんなどもほとんど木を知ることがなくなってきました。
そうなると一番の脅威は材木屋です。
施主さんなどのお客さんは木を知らないから
木も工業製品も同様という考えの一般の方々が増えてくるのです。
だから、
ハウスメーカーの家作りを変えないと材木屋はなくなると考えていました。
しかし、
それも違うことに気づきましてた。
材木屋がしっかりと
材木についての情報発信をする取り組みをしてこなかったのが
一番の要因だと考えました。
材木についての情報発信をする取り組みをしてこなかったのが
一番の要因だと考えました。
じゃぁ、
自分でしっかりと木について語れるものに取り組みたいということで、
ReReブランドと立ち上げることとなるのです。
デザイナー山崎義樹氏により、
RetReの商品たちが整えられました。
RetReの商品たちが整えられました。
また
みつろうクリームの話をすると
メンテナンス文化の復権ということです。
一昔前、米ぬかや菜種油で床を磨いてとっても家を大事にしてきました。
しかし、
ハウスメーカー主体のお家作りで建材が
主流でメンテナンスを忘れることとなり、
家への愛情も希薄となってきました。
現在では大量生産大量消費で使い捨ての文化となっていますが、
物を大切にする文化をもう一度、
みつろうクリームで呼び戻しませんか?と呼びかけてきました。
ここまでのお話を弊社ブースの来場者に伝えていました。
中には、お腹いっぱいになり早々に引き揚げていく方がほとんどでしたが、
中には、
しっかりと最後まで聞いてくれたお客さんもいました。
そんな方ほど末永いお付き合いができるのかもしれません。
来場者の皆様もそうですが、
ててて見本市の事務局の方々や出展者の方々にも
とってもよくしていただき感謝しております。
いろんなご縁を大切にしていきますので、
今後ともよろしくお願いいたします。