尾山製材日記

富山県と新潟県の県境の朝日町で材木屋を営みながら、みつろうクリームなども製造しております。

みつろうクリームの使用方法

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最近、蜜蝋とは関係ないことばかりアップしておりました。
ブログを始めてようやく書きたいことをアップしました。

蜜蝋とは、ハチの巣の成分で養蜂業で蜂蜜を取った後でできる副産物であります。蜜蝋の目が細かく粘りが強くワックスに最適です。
蜜蝋ワックスとは、蜜蝋に天然の植物油(ホホバオイル、亜麻仁油椿油、菜種油など)などの素材に合わせ調合したものです。



蜜蝋ワックスの使用方法【木工用の場合】

1番目の写真:杉板です。ゴミやホコリを取り除きます(汚れがひどい場合は洗剤などで表面汚れを取り、乾燥させてください。)

2番と3番目の写真:乾いた布やカーワックス用のスポンジ(硬め)などに本品をなじませて軽く広げるように塗ります。


4番目の写真:写真の左側の線の間にワックスを塗りました。色的に違いがわかりにくいのですが、左と右の節の色を比べてください。約30分程度放置し、乾き具合を確認してください。

5番と6番目の写真:乾いた布で仕上げてください。6番目の写真の右側の線の間にワックスを塗りました。色的に違いがわかりにくいのですが、右と左の節の色を比べてください。

重ね塗りOKです。

※塗装後すぐにふき取った布(ウエス)や塗装に使用したスポンジ(布)は、自然発火の恐れがありますので水に浸して処分してください。


塗り方のコツは、厚く塗りすぎず少量をよくのばすこと。
通常のワックスで塗料に含まれる化学物質で気分が悪くなってしまう方や、赤ちゃんやお子様がいる、ご家庭、自然志向の方などに最適です。